点数つけるなら。。。。90点
 ネットフリックスでも配信中のドキュメンタリー「インサイド・ジョブ」を見た感想です。 
 ナレーターはマット・デイモン。 
 サブプライムローンの焦げ付きを発端とするリーマンショックがいかに起こったかを描いています。

 

 省に分けて、「金融機関で規制緩和が進み→リーマンショックが起こる→関係した金融関係者は政府の要職についたり、退職金した場合も大金レベルの退職金を手にしている→結局、影響をもっとも受けるのは貧困層」と描いています。

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 そもそも冷静に考えると、返済能力のない人たちにローンを組ませて家を買ってもらう、っていつかは破たんすることが最初から想像できたはず。しかし、関係者たちはインタビューで「いつまでも好景気が続くと思っていた」「私はいつかはこうなると思っていた(でも何もしなかった)」とのらりくらりとはっきりしないか回答をしています。

 「インサイドジョブ」のほかにもいくつかの食関連のドキュメンタリーを見てて感じることで、アメリカは企業やロビーストが政治に影響力を持ちすぎている。民間企業の利益につながる法律がどんどんでき、規制緩和がどんどん進むため、給食でピザハットやマクドナルドが出たり、サブプライムローンのような危険な金融商品がリリースされる事態になっています。

 また、金融危機直後が大統領選と重なったため、「チェンジ」を求めたアメリカ国民はオバマを選んだけれども、金融規制は何も進まず、金融危機を起こした人たちが政府の要職につき、何も変わっていないといっています。
 そんな状況に嫌気がさしたアメリカ国民が今度こそ本当のチェンジを求めてトランプを選んだ、という時代の流れが今きているんでしょうか。

 政府も民間企業も自分たちの利益最優先の時代だからこそ、自分の目で見て、自分で考えて、ちゃんと調べて、自分で判断を下すことがこれからの時代、大事だと思うのでした。





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