ネタバレを毎週やろうと思っているものの、なかなか手をつけれてないレボリューションのシーズン2。なんだか三国志のようなターミネーターのような、そしてマトリックスを混ぜたような面白い展開になってきています。

 視聴率からみるとシーズン2で打ち切りになるかどうか微妙なラインにあるようですが、いろんなSF映画のいいとこどりをした気になるドラマなので、ここでちょっと振り返りつつ、今後を予測したいと思います。



シーズン2はアメリカ合衆国復活をもくろむアメリカ軍(ペイトリオット)と孤軍奮闘それを阻止しようとするマイルスたちを描いています。
 
 抵抗軍リーダーという意味合いの強い役割のマイルスですが、チームワークはバラバラでイマイチアメリカ軍を本気で壊滅させたいとかいう強い思いはなく、自分たちでも何のために頑張っているんだろう....といった非常に低いモチベーションの上に動いています(笑)
 対しマイルスの幼馴染&モンロー共和国の元リーダー・ベス(シーズン1でのラスボス)は、「アメリカ軍を倒して、再会できた息子(そう、実は息子がシーズン2から登場します)と共にモンロー共和国を復活させるぞ!」という非常に高いモチベーションです。
 
 で、ベスはマイルスに「レイチェルと慰め会やおままごとをずっとやり続けるのか?!そんなお前じゃないだろう。一緒にアメリカをやっつけようぜ」とけしかけ続けています。ベスに息子も夫も(しかも長年、軟禁されていた)殺されているレイチェルは彼に同調するはずもなく、「モンローのいうことなんか聞いちゃだめよ!あんな男信用できない!!」とベスを真っ向から敵対視しています。

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 ちなみにベスはチャーリーを「ミニマイルス」と呼んだり表現がユーモアに富んでいて面白いです(笑)強面キャラから皮肉っぽい面白キャラに変わりつつあります。

 
 マイルスはいつもみんなの板挟みになり困った顔をしているマイルスなのでした...。

 シーズン1では主役だったチャーリーですが、いまではオジサンたちに主役の座を譲り、脇で「こんな世の中、どうせ長生きできないわ。」と半ばあきらめたような生き方をしています。そんな彼女が心配なんですが、なんかギスギスしているレイチェル。

 こんなわけで抵抗軍は人数も少数な上にチームワークがバラバラです。こんな状態で、この程度の戦力でアメリカ軍をどうかできるとは到底思えません。



 そこで、サイドストーリーで描かれているのがアーロンと元奥さんのプリシラのナノテク話。
 

 人を発火させたり、逆にどんなキズや病気も癒す無敵の力を発揮しるナノテク。実はコードを組んだのがアーロンでプリシラもプロジェクトを手伝っていたらしく2人を生みの親として頼っているということがわかりました。頼っているというか、脅している、乗っ取ろうとしているという言い方が近い気がします。
 いまではプリシラの体を乗っ取り、アーロンにレイチェルに近づくよう命令して、何かたくらんでいます。

 「人間になりたい」って言葉からも想像するに、もしやナノテク自身が世界を乗っ取ろうとしている気がします。
 そうなるとアメリカ復活どうこうじゃなくて、もうマトリックスやターミネーターの世界ですよね(笑)

 おそらく、シーズン2のフィナーレでは電気は戻るんじゃないでしょうか。そこを通り越してナノテクが世界を乗っ取りそうな気もします。暴走したナノテクがあっさりアメリカ軍を壊滅させるとか。そして、アーロンとプリシラの憑依したナノテクが世界の支配者に。
 
 シーズン3は、マイルスらがナノテクをやっつける旅に出かけるとか。
 
 そうなったら、もろにターミネーターやマトリックスなどSF映画の世界です。
 いろんなSF作品のいいとこどりをしているような点も面白いんですよね、レボリューション。ターミネーターのドラマ化も途中で打ち切りになって、マトリックスもpart2と3は一般人の理解を越えた難解な展開になりましたが、レボリューションはわかりやすく丁寧に描いていて、理解しやすいです(笑)


 というわけで、ここまできたら打ち切りにならないで徹底的に継続してほしいと思うのでした。


 やっぱりJJエイブラムス作品は面白い。



 

 
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