Entrepeneurは英語(元はフランス語らしい)で「起業家」を意味します。最近、英語で起業家の自伝を読むのにハマっていて、日本だと有名どころはカーネギーとか?ウェルチグループの創始者とか?ヘンリー・フォードとか?が浮かびますが、イマイチ北米での旬な人は有名じゃないですよね。
 今がホットな人をまったく押さえてない!
 なんで、ちょっとずつ今が旬の北米有名起業家を読書録の意味も込めて記事にしていきます。

 今回取り上げるのは「ドナルド・トランプ」。


  ニューヨークの不動産王です。
 NBCで放送している「Apprentice」、「Cerebrity Apprentice」への出演で一躍有名になりました。この番組は、いわゆるリアリティショーで候補者が毎週1人脱落していき、優勝者はトランプグループの1社の社長として一年間働ける権利が与えられます。全米から集まったビジネスマン・ビジネスウーマン(今は旬を過ぎたセレブリティ版になっています。)達が蹴落としあう姿から人気番組となりました。
 そこで、トランプが脱落者に毎回いう「You're fired(首だ!)!」のフレーズが一躍流行語に。番組では、彼のビジネス哲学も語られるので、そこも魅力のひとつとなっていました。

 彼の家も、トランプタワーも叶姉妹と気が合うんじゃないかと思うほど金ピカ&ゴージャスで人によっては悪趣味と捉える方もいるんですが、ビジネス哲学はみんな共感するんじゃないでしょうか。

 「Don't waste your life on work you don't love: Passion will help do better.」(好きじゃない仕事で人生を無駄にするな。情熱が大事。)
 「Without knowledge, you don't stand a change: Gain and use information to your advantage」(充分な知識を持ち合わせていなければ、変化に立ち向かえない。情報は武器。)

 この方は口だけではなく、ちゃんと「Apprentice」に出演を依頼された際もいろいろと自分でちゃんとテレビ業界についてリサーチや関係者にインタビューをしたうえで出演を決定したそうです。昔、ウォールストリート(まだビジネス街としては有名じゃないときに)のビルを購入した際も周囲の反対を押し切り、ビジネスビルにしたんだとか。交渉上手で破格の安値でジェット機を買い取ったことなども有名。
というわけで、ドナルド・トランプを知らない北米人はいません!<br /> 日本語での本もたくさん出てるのでよかったら読んでみてね。





 
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